2009年8月18日
カエルの生態
成体は頭は三角形で、目は上に飛び出している。胴体は丸っこく、尾はない。
後肢が特に発達しており、後肢でジャンプすることで、敵から逃げたり、エサを捕まえたりする。後肢の指の間に水掻きが発達するものが多く、これを使ってよく泳ぐ。ほとんどの種で肋骨がない。
前肢は人間の腕に似た形状をしているが、ジャンプからの着地の際に身体への衝撃を和らげるのが主な役目である。餌となる小動物に飛びついて両肢で押さえつけたり、汚れ落としのために片肢で顔を拭いたりする動作も可能である。アオガエル科やアマガエル科などの樹上生活をする種の多くでは指先に吸盤が発達し、その補助で細い枝などに掴まることはできるが、人間やサルのように物を片肢ないし両肢で掴み取ることはできない。
幼生は四肢がなく、ひれのついた尾をもつ。成体とはちがう姿をしていて、俗に「オタマジャクシ(お玉杓子)」と呼ばれる(食器のお玉杓子に似た形状から)。オタマジャクシはえら呼吸を行い、尾を使って泳ぐため、淡水中でないと生きることができない。オタマジャクシは変態することで、尾をもたず肺呼吸する、四肢をもった幼体(仔ガエル)となる。
水辺で生活し、陸と水中の両方で生活する種類が多いが、ほとんど陸上だけを生活の主体にしているもの、樹上にまで進出しているものもある。完全に水中生活のものはそう多くない。
ほとんどが肉食性で、昆虫などを食べる。大型のものは小型哺乳類まで食べるものもある。陸上で採食するものは、舌を伸ばし、昆虫をそこにくっつけて口に引っ張り込む。口は非常に大きい。異物などを飲み込んだときは胃袋を吐き出しそれを洗う行動をする。
呼吸の大部分を皮膚呼吸に頼っていて、皮膚がある程度湿っていないと生きていけない。わずかに肺呼吸も行っている。その際は口を膨らませ、それによって得た空気を肺に送り込んでいる。空気を「飲み込む」といえば判りやすいだろうか。これは気嚢や横隔膜といった呼吸機構を獲得しておらず、それら補助器官による自発呼吸ができないためである。また、海水に入ると浸透圧により体から水分が出て死んでしまう。ただし、例外的に水から離れて生活したり、汽水域に棲む種類も知られる。
変温動物なので極端に暑い、寒い環境の際は土中などで休眠する。ふつう日本のカエルは成体で冬眠するが、ウシガエルやツチガエルなどは幼生が冬を越すこともある。また、アカガエル類やヒキガエル類は、他のカエルが冬眠している1月から3月頃に繁殖行動を行う。
産卵期には、様々な行動が見られる。もっとも一般的なものでは、雄は鳴き声で雌を呼び、雌が近づくと後ろから胸部を前足で抱きかかえるようにして産卵を促し、産卵と同時に放精して受精させる。集団で繁殖するものでは、俗に「かわず合戦」といい、産卵場所でオスがメスを奪い合って互いを押しのけたりする光景が見られる。卵は、水の中に産むものがふつうであるが、水辺近くの植物の葉の上などに産むもの、泡巣を作るものなどもあり、背中や口の中などで卵や幼生を保護する習性を持つものも知られている。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
ニホンアマガエルが小さくてとてもかわいいですね。
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